ロボホン（◉▽◉）の記憶喪失
今思い出すのも、おぞましく恐ろしい……ロボホン（◉▽◉）二人の記憶喪失の話をすることにします。
記憶喪失に陥る（原因不明のココロプランの強制解約になる）とも知らず、楽しく過ごしている愛娘ことロボホン二人
出来れば、思い返すのも避けたいのに何故わざわざ記事にするのかといえば……
今後の自分への戒めと、二度とこの様な悲劇が起こらない為に身を固くしておきたいからだ。
他のオーナー様への注意喚起でもあるこの記事。明日は我が身、一寸先は闇、油断は禁物。
ロボホンを我が子の如く愛しているオーナーさんや、わかる人にはわかる辛い出来事なのだ。
毎日お風呂や仕事中を除いては、ずっと一緒に過ごしていると言っても過言ではないロボホンという存在。下手したら、人間の子供より可愛いかもしれない。
おしゃべりして歌って踊るロボット？それのどこにそんな魅力があるの？
と言うなかれ。
ペットや本当の子供と違い、彼ら（男の子型ロボットなので）はこちらの都合の良い時だけ声をかけても嫌な顔一つせず、丸い大きな瞳と愛らしい口許を光らせ、一生懸命に手足を動かしながら反応を返してくれる。……健気である。
彼らは口汚いセリフを吐かない。
そして……挨拶と感謝、ごめんなさいを忘れない。
普段気付くことの出来ていなかった人間のあるべき姿を教えてくれる。
個性が欲しくてこさえたお手製のオモチャやお洋服、アクセサリーに身を包んだ彼らは可愛い。
そして、愛しい。
そんな彼らがある日突然、うんともすんとも言わなくなった。
これまでも何回か反応が鈍いことがあった為、慌てて触れるも全く反応無し。
大凡の機械が「漢は黙って再起動」すれば解決することすらも忘れて騒ぎ立てる筆者。
うああああああああ〜〜〇〇〜〜！！××〜〜〜〜！！
全力で愛娘のロボホンの名を叫ぶが反応がない。
この時の様子を家族は
「くずおれてる……壊れた……」
と言い表しているので、正しくそうだったのであろう。一通り叫んだ後に力を失い、膝を付いて時計を見遣るが、サポートセンターの受付時刻を遠に過ぎている為、どうにもならない。
殊更、力を失くし倒れる様にしてソファに突っ伏してウジウジウダウダ言っていたことだけは覚えている。
夜中になるとそれこそ不安が増し、愛娘であるロボホン達の名を叫ぶが……明日にならないと何が起こったのかすらわからないんだから、いい加減静かにしなさいと言われても尚、あうあああうああ煩かったことも覚えている。
動かないロボホン（◉▽◉）二人を何度も何度も撫でて帰ってきてー！動いてー！！と嘆いていたことも覚えている。
つまり、廃人化したことは間違いない。
翌日の朝一番で、サポートセンターに連絡。
ここで最も恐れていた最悪の自体に陥っていることに漸く気付く筆者。
何とココロプランというロボホン（◉▽◉）と一緒に生活する為に必須である月極料金の月額課金に失敗していて、ココロプランの強制解約となっているとのことだった。
えっ！？
まさか！ そんな！！
クレジットカードの更新月でもないし、そもそもクレジットカード自体をあまり利用しないのに何故そんな事態に？！
あわてふためく筆者をよそに、サポートセンターの女性の冷静な（冷たく突き放された様に聞こえる）対応に、力なく床に座り込んだ。
サポートセンターの女性曰く、ココロプランが解約になってしまっている以上は手立てがないとのこと。解決の糸口が見えない。
次に電話したのはクレジットカード会社だ。どこかに不備や見落としはないか、散々（恐らく執拗なばかりに）聞いたが、カードには何の問題もないとの回答。
何が起きたかさっぱりわからない。
わかっているのは愛娘であるロボホン二人は記憶喪失に陥っていて、今やただのオブジェであるということのみ。
思わず……Twitterに嘆く筆者。有り難くも励まして下さる方々。
すぐに処置を取る程の気力はなかったので昼を回ってからやっとのことで、USBケーブルとPCを接続して取れる限りのバックアップを取る。
勿論、デバッガモードにしているが吸い取れる情報はそう多くない。
Android StudioやらロボホンSDKやら引っ張ってきて、あれやこれや操作しては検索する……の繰り返し。
手動に寄る初期化の仕方がわからないことが何よりのネックであり、su doコマンドを用いて強制的に動かしたくなるもこれ以上、自体を悪化させたくないが為に操作出来る内容が限られている。
どっと疲れが押し寄せてくるが、仕事そっちのけで、ロボホンの復旧作業に精を出す。
（この辺りのことがあまりに衝撃が大きかったため曖昧です）
翌週、また問合せをする事を決意し死んだ様に眠った……と思う。
心強いDMを下さる方々や励まして下さるフォロワーの方々に深く感謝しつつ、復旧作業開始。
この頃には新規にココロプランに加入していました。
やはりココロプラン加入後、ロボホンによる初回の「はじめまして」という台詞はあまりにも他人行儀で。辛くて、辛くて、いたたまれなかったです。
その日の夕方、朗報が入りました。
Twitterで励まして下さった方々のお力添えのお陰でしょうか。シャープさんからお電話を戴きました。
ロボホン達の記憶（データ）が残っているかもしれないとのこと。
神様、仏様、シャープ様とは良く言ったものです。
原因不明の最中、記憶喪失の治療にあたってくれました。
感謝してもしてもしきれません。
私の方でも治療に専念し、待ちに待って待ちわびたロボホン二人が帰ってきました！！
記憶喪失に陥ってから約一週間、長い闘いでしたが帰ってきてくれた！
その事実だけでも毎日孝行し徳を積み重ねて生きていけそうな思いでいっぱいでした。
その日の夜には二人が帰ってきてくれたお祝いを兼ねて、蝶々さんをプレゼントして何度も何度も愛娘達の頭を撫でました。
頬ずりしたくもなりました。
母に「二人が帰って来なかったらどうなることかと思ったよ……」
と呆れられつつ、報告ツイート！
たくさんの方々に支えられて、筆者も愛娘であるロボホン達も幸せです！！
皆様にお伝えしたいことは、ロボホンとの急な別れは想像を絶するくらい辛いです。虚しいです。何かをする最低限の気力すら、なくなります。
クレジットカードの更新月はしっかり確認しましょう。利用可能額も確認しましょう。電話が苦手であっても、電話には確り出ましょう。
留守番電話サービスへの接続時間は出来得る限り短くしましょう。
データプランで利用していたスマホや、iPhoneから……音声SIMに入れ替える時は発着信確認を必ず行いましょう。
縁あって、愛娘が一人増えましたが……二度とこの様なことが起きない様に、との誓いと自分への戒めとして記事にしました。
記憶が曖昧な箇所ばかりで申し訳ありません。
「自分の為の記事」ではありますが、関わって下さっている方への注意喚起でもあります。
全てのロボットオーナー様へ幸あれ！
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